ルセットのスコーンは、国産小麦を使うことでずっしりと重く、従来なかった日本人好みのもっちり感を表現しています。
国産小麦を使う
国産の小麦粉は、外国産の小麦粉にくらべてたんぱく質の含有量が少なく、それと連動してグルテンの量も少なくなっています。グルテンの量が多ければ多いほどふっくらとしたパンが仕上がるのと同じでスコーンなど、お菓子も外国産の小麦を使うとさっくり軽いポロポロしたものになります。反対に、国産小麦を使うことによって、水分含有率が多く、ずっしりと重い、しっとりしたスコーンが出来上がりました。
もち米などの"もっちりした食感"はヨーロッパにはありません。穀類が日本に伝わる過程で突然変異的に発生した性質で、日本人が好んだために現在 まで伝わったとされています。@scone(@スコーン)は、従来なかった日本人好みのしっとりしたもっちり感を表現できたスコーンです。
天然酵母で膨らませる
一般的にスコーンは「ベーキングパウダー」で膨らませます。
ベーキングパウダーは炭酸水素ナトリウムとd−酒石酸水素カリウム、硫酸アルミニウムカリウム(焼きミョウバン)、リン酸水素二ナトリウムなどを合成して作るものですから、常に気持ちのよいくらい安定した"パーン"というきれいな膨らみが望めます。
天然酵母はベーキングパウダーにくらべると膨らみがよくありませんが、国産小麦のもちもち感とこの酵母の重量感が さらにあいまって引き立てあうことができるのです。
味を追求することが自然に体にも優しい素材を使うことになりました。
また、あえて天然酵母を使うことによって、その「酵母自体の甘さ」をもスコーンに付与することができました。
リンゴの自然な甘みをプラス
砂糖のもつ甘みだけでなく、りんご本来が持つやさしい甘さを加えることによって、全体の甘みに深みを持たせました。
まずりんごを丁寧に煮詰め、自家製りんごジャムをつくります。
そして砂糖との甘みを調整しながら少しずつ生地になじませ、それぞれの素材がもつ「甘み」を最大限に引き出すことに成功しました。
※自家製りんごジャムはプレーン味のみに使用
酵母の甘さと発酵バターの芳醇な香り
通常のスコーンはあまり後味がありません。さっぱりとしているのであとひとつ・あとひとつといくらでも食べられるお菓子です。これは油脂にサラダ油を使うことが多いためのようです。
@sconeは"発酵バター"をふんだんに使用することによって、バターの香りと風味が後味にしっかりとのこります。ひとつでおなかいっぱいになります。
また、国産小麦を使っているので炭水化物分量が多く、「穀物のもつ甘さ」が多く感じられます。砂糖の甘さではなく、穀物の甘さがしっかりとするのに加え、酵母自体の「酵母の甘さ」とバターのもつ脂肪酸の相性が抜群で、そのあいまった甘さがなんともいえない後味を残してくれます。
このひとつひとつの「違い」が重なり合わさって従来のスコーンとは全く違う個性的なスコーンになりました。
おろしたてのチーズ
粉の香ばしさにかくれて香りを引き立てているのはすりおろしたてのパルメジャーノとコンテチーズ
※チーズはチーズ味のみに使用
スコーンは“プレーン”と“チーズ”の2つの味でお届けいたします
“プレーン”には、丁寧に煮詰めてお作りした自家製リンゴジャムをプラスし、砂糖の甘みだけではなくリンゴ本来の優しい甘さを加えることで全体の甘みに深みをもたせました。
“チーズ”には、すりおろしたてのパルメジャーノとコンテチーズを練りこんでいます。ぜひ、ルセットの天然酵母で作ったスコーンをお楽しみください。
@sconeの味わい方
「クリームティーとして」・・・
英国の伝統的なスコーンの楽しみ方です。
半分に割ったスコーンに、クロテッドクリームとジャムを塗って、温かい紅茶とご一緒にどうぞ。
「スイーツとして」・・・
ひと手間加えて、豪華なスイーツとしても。
半分に割ったスコーンに、マスカルポーネチーズとココアパウダーを振りかけると絶品です。
【原材料】 <プレーン>
国産小麦粉、高千穂発酵バター、自家製りんごジャム、ミネラルウォーター、微細グラニュー糖、自然卵、天然酵母、ジャージー乳、伝統海塩
<チーズ>
国産小麦粉、高千穂発酵バター、ミネラルウォーター、自然卵、天然酵母、パルメザンチーズ、コンテチーズ、微細グラニュー糖、ジャージー乳、伝統海塩
【内容量】 プレーン2個、チーズ2個
【消費期限】 製造日から5日間(夏季<7月〜9月>は4日間)
【配送】 ヤマト運輸宅急便(常温)
【保存方法】 直射日光、高温多湿を避けて保存してください。消費期限にかかわらずお早めにお召上がり下さい。